おっさんは、もう飲み会につかれた
会社の飲み会ってあるじゃないですか。
昔から嫌いなんですよ、あれ。めんどくさい。しんどい。
いや、良い面もあるとおもうんです。
◆そもそも酒がうまい
これは、この種の話であまり出てくることはないですが、極めて重要な要素です。
酒を飲む生活が長くなり、アルコール依存が進んでくると、酒がうまくなります。
とくに若者が飲み会を嫌うというのは、アルコール依存が進んでおらず、酒がうまいと感じる人が少ない傾向が関係していることを、かならず押えておかなければならないとおもいます。
◆なんか話すか、なんか聞く
他人なんて何考えて生きてるか、わかりようもありません。
飲み会で、誰かになんか話すか、誰かからなんか聞けば、
相手を分かった気がして、今日より明日のほうが、仕事で話すときの心理的負担は軽減されるでしょう。
一方で、悪い面なんですけどね、
◆疲れる
2時間とか長ぇよ。
2次会とか気がくるっている。
◆絶望する
他人の話なんて9割がた、まったく面白くないです。
そしておれの話なんて、誰も興味ないです。
酒をのむと理性の働きが弱くなるわけですが、
ながいあいだ興味ない話に晒されると、たとえばふと、時計に目をやってしまうんですよ。
正直な反応だとおもいます。けっこうやっている人おおいです。
彼がしゃべっているときに、ふと時計に目をやった彼女のしぐさは、
彼をどう思わせたのでしょうか。
彼女がしゃべっているときに、ふと時計に目をやった彼のしぐさを
彼女はさっきみていました。
飲みニケーション(死語?)で職場の関係をよくするという目的が、ある程度達成された先には、他人どうしの埋め難い価値観の違いが横たわっております。
人ってわかりあえる他人にめぐり合いたいと思って生きてませんかね?
そのような他人はどこにもおらず、まして隣人にいるはずもないという悲しい事実を、あえて見たくはないんですよ。