都会の生活にめっちゃ憧れるわ

おれ、オッサン。
氷河期世代


ようよう貧乏になりゆく日本で育ち、カネないからって、ミニマリストを気取りつつ、
ゴミ屋敷とさほど変わらない地方のうさぎ小屋に住んでいる。

都会のキラキラ生活に、もうめっちゃ憧れるんですよ。


どういうのがキラキラ生活っていうとですね、

・タワマンとか、低層高級マンションとか、
 モダンなお部屋のモダンなベッドでお目覚めして

・レインシャワーなんかがある、これまたモダンなシャワーを浴び、

・オサレなキッチンの冷蔵庫をあけて、あさイチ
 オサレなグラスでアイスコーヒーとか飲むんですよ

・それから、仕立てのよい細身のスーツでも着て、仕事にいくんですが、
 乗る駅は、なんか東京アド街ック天国とかにでてくる聞いたことある駅名なんですよ。
 というより、渋谷とか東京駅とか六本木とか、もうその中に住んでるのが理想。
 あるでしょ?そういうマンションみたいなの。目立たないけど。

(雨降ってて満員電車とか、出勤時の憂鬱とか、そいうのは、ひとまず無視な!)

・で、オフィスにいくと、いるわけです。キラキラ女子が何人も。そりゃ、都会だから。
 そんで、そんなキラキラ女子のスマイルとか、お気遣いのなか、PM5時とかなるわけです。

(めんどくさい仕事の話とか、そういうのは、ひとまず無視な!)

・なぜか、そこでキラキラ女子とご飯でも食べにいくことになっているわけ。
 仕立ての良い細身のスーツとか、いい靴はいているから、もうどこに行っても気後れしない。
 ばっちり準備はできている、そとはまだ明るい。

・んで、全然目立たないビルのエレベーターに乗って、お店につく。
  そこは、もちろん、オサレな洗練された空間。ひとまずビールで静かに乾杯、みたいな。

 いいね。

・もちろん、今の時代。会社内でのお色気的なものは一発アウトだから、踏み込んだりはしない。
 そういうシチュエーションに、なんだかいい気分になる、それだけでいいわけです。(本当かよ)

・で、まだ8時になってないくらいで、お疲れーとかいってさわやかに変えるわけ。
 都心に住んでるから、タクシーはワンメーター。

・やれやれ、今日も一日おわったなー、とかいう感じで、
 広くて雰囲気のいいマンションのエントランスは、もう毎日見てるから慣れたというような風体で帰宅。

・シャワーを浴びて、モダンで寝心地のよい清潔なベッドでスマホを見ていたら、もう11時じゃないか。
 

 明日は土曜日だ。
 朝イチ、ジムにでもいって、、、ああ、ラーメンたべたい。ラーメンたべよう、、、

みたいな。


大変、申し訳ありません。